２０００年に中国語の映画は日本で２０数本公開されました。公開作品と映画祭などで見た作品の中から、私のお気に入りをピックアップ。
++***++ 寸 評 ++***++++**++++*++
孤男寡女 香港映画祭
劉徳華（アンディ・ラウ）ファンとしては、香港電影金像奨で影帝となった暗戦を１位にしたいところですが、香港で大ヒットとなった本作は安心して見られる映画だったので、こちらをトップに選んでしまいました。“大好き”という言葉がぴったりな作品です。
暗戦 劇場公開作品
日本で公開されるまで、飽きることなくVCDを何度も何度も見た作品です。
主人公は死んでしまうのだけれど、今までの華仔映画にはみられないラストだったのが、新鮮でした。
劉青雲（ラウ・チンワン）との共演と杜棋峰（ジョニー・トー）作品というのも大変魅力的です。
鎗火 香港映画祭
実のところ、先の２作品に劉徳華が出ていなければ、これをトップに持ってきた作品です。映像も、登場する男たちもあまりにもカッコ良すぎます。日本公開が決まったらしいので、また見られるのが楽しみです。（ここまでの3つとも杜棋峰作品ですね）
星願 香港映画祭
どこかで見たようなストーリーなのですが、主演の2人が生き生きと演じていて、予告編だけで涙が出そうになる作品です。
本編では、泣いてしまいます。
決戦
東京国際ファンタスティック映画祭
ストーリーやＳＦＸでは、この後につけている
風雲に及ばないのですが、ひさびさに古装で登場する劉徳華のカッコよさと、鄭伊健（イーキン・チェン）ともどもカッコイイアクションが見られたので。張家輝日本初登場の作品でもあります。
ジェネックスコップ
劇場公開作品
新世代スター総登場のイキのイイ作品。呉鎮宇（フランシス・ン）と仲村トオルが若い俳優たちの魅力をうまく引き出しています。
ストームラーダーズ
劇場公開作品
たくさんの人物が出てくる話を、とってもうまくまとめていると思いました。ＳＦＸも素敵です。早く続編を見たいです。
小親親 香港映画祭
陳慧琳（ケリー・チャン）演じる主人公がいつもキンキンに怒っていて、それが大変生き生きしていて、とても気に入りました。
予備知識を得ずに見たので、予想外におもしろかったのです。
花火降る夏 劇場公開作品
胸がしめつけられるようなストーリーだけど、ラストに救いがあってうれしいです。
エンドロールで、淡々と歌われる劉徳華の歌が、映画の余韻をより一層深めます。
美少年の恋 劇場公開作品
絵に描いたようなお耽美作品ですが、映像が美しく、さらに登場する男たちも美しい。
日本語の字幕があってこそ、よくわかった作品です。
蝶変 香港映画祭
ずっと見たかった幻の作品は、とっても面白かった！
その他に見た映画
たくさんの次点作品？
愛情夢幻号／追憶の上海／玻璃の城／喜劇王／ホールドユータイト／硝子のジェネレーション／超速伝説／１２夜／爆裂刑警／千言萬語／わすれな草／ひとめ惚れ／流星
というところで、見逃してしまった作品がたくさんあって、残念です