謝霆鋒 Viva Live！◆Zepp Tokyo 01/3/2
◆香港ライブと同じマイクスタンドだ！！
ライブは７時１０分ころから始まった。まずは真っ暗のなかバックバンドの人が、手に手に懐中電灯？ を持って、あちこちを照らしながら登場。
そして、炎のギターを片手に、顔の下半分にマスクを被ったニコラスが登場した。
不勉強のため、曲のタイトル等々はわからないものばかりだったけど、友人の「ニコラスって、ＣＤとおんなじに歌うんだね」といった言葉通り、落ち着いていてカッコいいのですね〜。衣装は、黒のレザーパンツに黒のレザージャンバー。少し赤いメッシュ風のヘアスタイル。
最初のＭＣの時に、何かを書いた紙を取りだし 「今日は喘息で調子がよくないけど、がんばります」。続きがあったのかどうなのか、その紙をクシャっとまるめて、客席へポイ！
ギターを再三持ち替えて、ニコラス調のロックを歌いあげます。
そして、沸く客席に向かって、ニコニコニコニコ笑顔が止まらず、しょっちゅう客席に向かって手を振っているんだな〜。日本でのコンサートを開けるのが、よほどうれしいのかな〜ってくらい、ずっと笑顔ばかり。
ときどき咳をコホンとしているんで、心配ではあったけど、しっかり歌いましたね。
◆今日はゲストがいます
時折日本語を交えるけど、MCは基本的に英語。だから、ゲストがいます、と言ったときも、「She」と言ったので、女の子のゲストなのね、と思ったのですね。客席からは「だれだれ」「フェイ？」とかの反応があって、それほど怒りもせず「全然違う」と日本語で言ったのがおかしいんだな〜。
で、ゲストはグレース・イップでした。ニコラストおんなじような髪型で、まるで“きょうだい”風。「中華英雄」の双子じゃ〜、と心の中で思いながら、かわいい風貌に似合わない、グレースのすばらしい歌声に驚き！ 彼女の歌をしっかり聞いたのは今日が初めてでした。ニコラスと１曲デュエットをして、その後、ニコラスが「グレース、よろしくね！」と引っ込んだ後、新曲を１曲披露してくれました。
さて、上着を脱いで、黒のランニング姿でニコラス登場！ ライブは後半をどんどん進みます。
途中、香港スターお約束の舞台降りを行い、会場は沸きに沸く！！
◆I'll be back soon!
「Last song」 と言った後、「え〜〜〜？！」という会場からの声に、足元にあった曲目のリストを見せながら「だって、ここに書いてあるとおりなんだもの」と示す姿が、可愛らしいのでした。１回引っ込んでしまったあとも、ギターを抱えて登場して、“ギター少年”ならではの、歌ではなくギターの演奏で再度のアンコールにこたえていました。
「Thank you Tokyo! I'll be back soon!!」 と、誓いを込めるような言い方を繰り返していたニコラス。いつでも待っているよ〜
さてさて、
ギターを抱えて最後に登場したとき、センターのマイクスタンドにはマイクはない。何かをしゃべりたいニコラスは、手でマイクを持つ振りをするのだけど、舞台袖からは反応なし。で、そのまま、袖の方へ行くのだけど、やっぱりマイクは出てこない。な〜んてのが、ミニハプニングでおかしかったです。（マイクは結局、反対の袖にあったようでした）
何度も笑顔を見せてくれたニコラスですけど、時折、結構な大笑いもしていました。何がおかしいのかな〜。箸がころがってもおかしい年頃なのかな〜、もしかしたら。
銀のギターを抱えたときは、「鏡だよ」ってな感じで客席へ光を反射させたり、客席から飛ぶ声にも耳を傾けて、「え、何？」って風でした。私たち観客だけでなく。ニコラスも楽しんでくれていると感じられました。