◆東京国際フォーラムホールA 00/12/06・07
◆12月6日の速報［写真は太陽報に載ったものです］
横浜、大阪、大宮とまわってきて「今日が日本での５日目のコンサート」と本人も言っていた、東京国際フォーラム１日目。
今日の私の席は１階、限りなく後ろに近い席でした。でも、後ろだった分ステージ全体がよく見れたし、何よりも会場の色とりどりの蛍光棒を堪能できて、ある意味良かったです。後ろの席だったけど、思いっきりノることもできました。
８月の香港公演と印象が違っていたのは、やはり日本で見ているからでしょうか？
日本人に向かって歌いしゃべってくれるレスリーに、すっかり安心してしまったようです。
衣装や構成などの基本的なところは、香港公演とほとんど同じ流れでいきました。
残念ながら舞台はせりあがったりはしませんが、着替えのバックステージを見せる演出は、そのままでした。
ダンサーは８人。フォーラムのステージの広さには十分な人数です。
「紅」のときには、さすがにベッドは出てこず、イントロ部分のダンサーの手や脚の動きを十分に生かした部分は、だいぶ割愛されてしまっていて、残念でした。
ＭＣのほとんどが英語だったのは、とってもうれしかったです。広東語・北京語に比べれば、英語が一番わかるからです。しかも、レスリーの英語は、割合とわかりやすい気がするのです（とはいえ、ＭＣの間中集中して聞いていて、疲れてしまいました）。
「今日は僕の友達の谷村新司さんが来ています。どこにいる？」としゃべると、たぶん２２列目３５番あたり（？）に座っていた谷村氏が立ち上がりました。「彼はぼくを見てウエルダンと、言っていたよ」などと、しゃべっていましたね。
ロングスカートのパートでは「これはズボンなんだよ。というより、日本の侍の衣装のイメージなんだ」と、すそをヒラヒラさせてみせてくれました。なんとあのロングスカートはキュロットだったのですね。
さて、香港公演と違うところは------
■映画がスクリーンに流れるところの作品が違いました。上映される前に録音したレスリーの声で「ぼくの俳優としての姿も見てください。ぼくが特に印象深い役柄の作品を流します」とあって、「夜半歌聲」「白髪魔女伝」「縦横四海」「チャイニーズゴースト・ストーリー」「追憶の上海」「覇王別妃」が流れました。いずれも、日本で公開された作品ばかりでしたね。確か香港公演とでは「チャイニーズ〜」と「覇王別妃」くらいしかダブっていません。他は違う作品が流れました。
■アンコール、ランニング姿で登場するのですが、そのランニングの丈が短くなっていましたね。しっかりとおヘソを見せていました。さらに、歌っていると、マイクを持たないほうの肩（右ですが）のところがズズズとさがってきていました。
まるで、おねいちゃんの様でした。
「ここ（東京国際フォーラム）は僕のホームステージ。また戻ってくるよ。１月にまたステージに立つけど、また来る人たちはいる？」と言っていたレスリー。体調崩さずに、２１世紀の日本でのコンサートに戻ってきてね。
でも、その前に明日のコンサート！！
◆12月7日・・・わたしの目は節穴だったのか
2000inJAPANのラストとなる7日。客席は、昨日にもまして、たくさんの蛍光棒が客席に咲いていました。
香港公演を2日、昨日の東京公演と、計3回見ているのに、今日初めて気がついたことがありました。
前の席って、よくわかっていいですね。
一方、スピーカーにとっても近かったので、すっごい振動が直接からだに響き、耳までガンガン。前の席で見られる副産物とでもいうのでしょうか。
日本でのコンサートも6日目、しかも5・6・7日と3連チャンだったから、さすがにお疲れのレスリー。でも、とっても陽気になっていましたね。
例えば、ＭＣで、コーラスの1人の男性を指し「カッコイイでしょう？ でも、彼はツアー中に結婚したんだ。どこでだったか忘れちゃったけど、中国だったけ？ パーティーを開いて、僕はたくさんお祝いをしてあげたんだ。」と突如「為イ尓好鐘情」を口ずさむのでした。とってもうれしそうに、笑いながら。
次に、左側にいるキーボードの彼を「カッコイイでしょ？」と紹介し、「アーユーヴァージン？」と聞き、「ライク ア ヴァージン〜」と歌ってましたね。昨日はまったくそぶりもみせなかった、楽しいＭＣでした。
もう一つ、きのうなかったのはダンサー紹介。
「昨日は忘れた」と本人が言っていたのだけど、今日はちゃんと8人紹介してくれました。
ダンサーといえば、香港公演のときは、てっきり金髪のカツラかと思っていたら
シルバーでした。本当に、私は何を見ていたのでしょうか？
近くで見れてうれしかったこと。気づいたこと。
■今日は短いスカート。ふとカカトを掻いた。
■バックステージで着替えるところ、手袋をはめようとしてポロンと落とした。実は私、この衣装のときに手袋をはめてたなんて、ちっとも知りませんでした。
■全面柄づくしのときのダンサーの、顔、お面の様子がよくわかった。でも、ずっとダンサーの顔ばかり追ってしまいました。
■「紅」から始まる、赤いヒールを履いたおねえさんダンサーの、あまりの脚のきれいさに目はくぎ付けに。歌っているレスリーよりも、ずっとずっとダンサーを見てしまいました。
■アンコールのとき（丁度上の写真）、髪を束ねていたゴムをはずすのだけど、歌いながらそのゴムを左のポッケにしまっていました。几帳面な方だわ。
■目鼻立ちがはっきり見えるのはもちろんのこと、目の表情までわかりました。時として、「あ、目があった」と思ってしまうのは大きな誤解ですね。