◆香港體育館 00/8/4・5
初日の写真を新聞で見て、山下達郎バリのロンゲのレスリーに吃驚仰天。せっかく本場で見られるコンサートに、 一抹の不安を抱えながら、香港初日に香港コロシアムを目指しました。
旺角から九廣鉄道でホンハム駅まで行ったのですが、そのホームで演唱會のチケットを眺めて電車を待つ年配のカップルを目撃しました。やっぱり、レスリーはファン層が広い、と実感しました。
ステージは日本では一般的な一面で、両脇の高いところにスクリーンが設置されています。
布の向こうにレスリーが登場です。
写真で知っていた、羽をしょったゴルチェの白い衣装に、髪をひっつめての登場です。ゲゲッ！！
なのになのに、歌が進むにつれて、オーラがギンギンに渦巻き、いつしかレスリーワールドに引きこまれてしまうのでした。
おもしろかったのは、白いスクリーンの向こうで着替えを見せたところですね。4日と5日と微妙にアングルやタイミングが違ったりしました。
違うといえば、話題のスカート姿ですが、4日はミニだったのが、翌日はロングでした。（あの姿、髪型もばっちり“サザエさん”と思ったのは、わたしだけでしょうか？）
途中、出演してきた映画のシーンがスクリーンでダイジェストで流れました（「上海灘」が5日は流れなかったのです。ナゼ？）
今回のライブでとってもうれしかったのは、後半だけだったけど、スタンディングできたことです！
「stand up!」や「MONICA」など、アップテンポの曲ばかりを集めたコーナーで、
レスリーも客席に向かってしきりに立つことを促していたのです。もちろん、わたしは真っ先に立ってしまいました。
最近は晃司（吉川）のライブでも聞けない「MONICA」や 「ラ・ヴィアンローズ」をこんなところで、しかもレスリーが歌ったので聞けるのなんて・・・・と涙モノでした（でも「MONICA」のあの “振り”はいかがなものかと思う）。
◆衣装などについて思ったこと2・3
⇒ダンサーがいっぱい登場するのは、香港のコンサートの基本。ダンサーはすべて金髪のショートヘアで揃えられていました。まるで、あのころの劉徳華のヘアスタイルのよう。
⇒前半、レスリーの衣装替えのとき、つなぎの踊りで古装姿のダンサーが出てきました。袖が長くてヒラヒラさせて踊る羽衣風の衣装です。99年の劉徳華演唱會の古装パートの時のダンサーもこんな衣装だったのを、いやがおうでも思い出しました。
⇒さらに、アンコールで登場したレスリーの衣装は白のランニング！ 劉徳華が「預某」からのパートでワイルドにキメていた時の衣装のごとしです。
と、オーラ目一杯のレスリーの演唱會を見ていながらも、その影ににチラチラと劉徳華を見てしまったのです。
そして、あのレスリーのストレートで真っ黒な髪（着け毛だけど）は、金髪で行った劉徳華に対する何かのメッセージ！？ などと、日本に帰ってから、深読みをしてしまいました。
う〜〜〜！ 恐るべし張國榮！！
下で踊るダンサーは顔にまで柄が 衣装も派手なら踊りも派手にキメる張國榮 写真に撮ったら、何かヘン