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ドレッシーな衣装フェイ・ウォン「王菲全面体演唱会」

◆日本武道館  01/11/1

アジアの歌姫王菲、再び武道館に登場
TVドラマ「ウソコイ」のOAでようやく日本でも広く知れ渡ったフェイ・ウォン。あのドラマを見て、初めてフェイ・ウォンの歌を聴きに来たという人が、たくさんいたらうれしいな、と思いました。出だしちょっと音をはずして「sorry sorry」と歌い直すなんていう、キュートな面も見られました。[写真は香港媒体に掲載されたものです]

◆舞台の真中に白い階段
ステージの壁の中央のモニターに、大きな折り鶴をつけたCGフェイが登場してコンサートは幕を切りました。「王菲全面体演唱會」と、コンサートタイトルも出ています。モニターが左右に別れ、フェイが姿を見せると・・・・その衣装はCGフェイと全く同じ。Tシャツにニッカーボッカー風のズボンとブーツ姿は・・・・「ねえちゃん、どこの現場からやってきたの?」と、つい声をかけたくなるようないでたち。もちろん、頭に折り鶴が付いています。
頬の化粧は、ライトによって蛍光色に光るもので、フェイテイストが満載でした。

英語で「ようこそ武道館のコンサートへ。今日は楽しんでください」と、笑顔のフェイの言葉です。

◆バラードでしっとり
衣装変えでフェイがステージを去ると、モニターにはオフタイムのフェイが登場します。リハーサル中の顔や、ドラマの合間の顔、スチール撮影中の顔・・・・リラックスした顔が印象的でした。
次に登場したフェイは、大きなストールを巻いてました。フェミニンなんだけど、下の衣装はやっぱりキュートでした。どうみても大スターのステージ衣装とは思えない衣装を、フェイはしっかりステージ衣装にしてしまうんだなぁ、と変に感心してしまいました。そして・・・・・

◆風と布がおくる演出・・・でも、それ以上に
王菲らしい衣装です前回は布でできた太い筒が、風で吹きあがる演出がありましたけど、今回も風と布の演出がありました。
向こう側が少しだけ透けて見える大きな布が、下から風に吹き上げられてカーテンの役割を果たしています。歌うフェイの姿がなんとな〜く見えていて「ホットパンツ?」と思うほど、白い脚をだしているのはわかるけど・・・・・

1曲終わって、幕が下へおろされて「あらま〜」。
フェイったら、ダチョウになってたんです。ダチョウだから、脚をこんなに出してるんですね。お尻には、だちょうのおしりさながらに黒や白のフワフワがゆれていてキュート。黒いトレーナーの左側には、ダチョウの頭がくっついている・・・フェイの前髪もクッルーンと上に反りかえっていて、ダチョウを体現していました。
ダチョウ姿での「夢中人」は、なるほどなかなかぴったりかも・・・と、思いましたが・・・・・この衣装で「天空」を歌い上げるんだから、全く恐れ入ってしまいました。
とはいえフェイの「天空」はいいですね。

◆ラストはふわふわしたドレスで
歌姫王菲「ファイナルファンタジー」の歌で登場したフェイは、パステルグリーンのシンプルなドレスをまとっていました。おお、これぞコンサートの衣装! と思いましたが、チラリと見える足もとは実は裸足! やっぱり、どこかでらしさを出しているんですよね。

7時をまわってからスタートしたコンサート。9時前には終わってしまうという、大変短いものだったけど、衣装ともどもフェイの歌声を堪能できました。ほんのわずかだったけど、一生懸命話す日本語のMCもよかったです。