◆東京芸術劇場 06/9/20
許志安、オーケストラをバックに初の日本演唱會◆黒いスーツで静かに登場
これかデビューという女性ピアニストが退場して、舞台のセッティングを待つこと5分ほど？ 指揮カンゼル氏に伴われ安仔が登場しました。
正直、フツーの人といった感じでオーラらしきものを感じませんでした。
「こんばんは。わたしはアンディ・ホイです」
と日本語での挨拶のあと、曲を紹介する英語の流暢なこと。やっぱり香港明星はワールドワイドなんだなぁ〜、とへんなところで関心しているうちに1曲目が始まりました。
唯独[女尓]是不可取替
中山美穂とWANDSでヒットした「世界中の誰より」のカバー曲です。
これ弦楽器を中心としたスーなアレンジで披露・・・・・・さっきまで普通の人だった安仔が、歌い始めたらしっかり明星になっていました。
前から思っていたのですが、安仔っていい声をしています。
◆「大愛」
2曲目は「新曲」だという「大愛」。ちょっと不思議なリズムの曲でした。
◆クラシックの演奏に負けない声
最初はちょっと緊張気味だった様子の安仔でしたが、「孤獨探戈」「最愛」とどんどん安仔ワールドを深めていってくれます。伴奏は何人もで演奏されているので相当音が大きくなるのですが、その音に安仔の声が消されることがないんです。
さすが！ 声量あるんですね。
いや〜、すっかり聞き入ってしまいました。
◆あっさりすぎるよ〜
「爛泥」を歌い上げた安仔はあっという間にひっこんでしまいました。
指揮者の合図で1回戻って挨拶はしたけれど、それっきり・・・・
最後の最後に出てくるかと思ったのですが、出てきませんでしたね。残念。
◆クラシックバージョンを聴いて
安仔の曲をもっといろいろと聴きたくなりました。
アップテンポでダンサブルな曲とかもね。いつか聴けるといいのですが。
冒頭に書いたとおり、「得チケ」対象になるほど会場の入り具合は悪かった。
もとよりこのコンサートは「ワールド・ポップス・オーケストラ」がメインだから、許志安を気にする香港明星迷をがっつり呼び込むのは無理があったのだろう・・・が、もったいない。