「地下鐵」イベント ◆新世紀廣場 03/12/14
来週からクリスマス映画が続々公開されるという日曜日。「無間道Ⅲ」で一足早くクリスマス映画に登場している梁朝偉と楊千[女華]が共演する映画「地下鐵」のイベントが旺角の新世紀廣場で１５時から行われました。
経験から、こういったイベントは予定通り始まるわけがない、と決め付けていた私でしたが、・・・・・トニーは違いました。１５時より少し前、何人か連れ立って舞台の方へやってきたサングラスをかけた縞々シャツのにいちゃん（まさにそんな風体）は、影帝トニーだったのです。マネージャーを持たないというトニーは、この日もきっと自ら運転する車で時間に余裕をみてやってきたのだろうと、感心してしまいました。
しかし、トニーが到着しているのになかなか始まらないのはなぜだろうと思っていたら、主演女優ミリアムの到着待ちで遅れていたようでした。まあ、ミリアムにしてもかつての「辣手回春」と比較したら遅い～なんていえないくらいの到着でしたね。
さて、ようやく揃った2人は司会者からインタビューを受けています。「どんな映画ですか」とか「撮影は楽しかったですか？」など聞かれていたのでしょうが、全くわかりませんのでぼ～っと眺めていました。ミリアムはサングラスをはずしたのに、トニーといえばずーっとサングラスのまま・・・・青タンでもこしらえてしまって、外すに外せないんじゃないか？ という疑惑を持ってしまいましたね(笑)
インタビュー後はは、何かで選ばれたファンがぞろぞろと舞台に上がってきました。ファンとのゲーム大会のようで、８人くらいの女性でイス取りゲームが４人残るまで行われました残った４人はペアとなって右と左の端に離れ、トニーとミリアムの顔がついた紙袋をかぶり見えない状態のまま直進して、相手に早く出会った組が勝ち！ というもののようでした。これは、ミリアム演じる女性が盲目ゆえのゲームなのでしょう。
ゲームの後は、また別のファンが舞台ぞろぞろと列を作り、２人から映画のポスターにサインを貰っていました。見ていると、サインを貰うファンはみなミリアムには握手を求めているのだけど、トニーの前は素通り・・・・という感じなのでした。呼ばれたのは、ミリアムファンだけだったのでしょうか？ どうにも気になりました。
なんとなくイベントが終了して、舞台上には記者がわらわら２人を取り囲みます。香港ならではの記者会見の図とでもいうのでしょうか。
何を聞かれているのか、マイクも通されないので全く謎でしたが、その中にはトニーに台湾金馬賞で影帝となった感想を聞くものもあったようです（翌日の新聞に載っていましたので）
久しぶりに遭遇し新世紀廣場でのイベント。天井から吊り下げられていたモニターが消えていました。撤去されてしまったのでしょうか？ それとも、このピンクの地下鉄を飾るために一時だけはずされただけなのでしょうか？