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香港グルメ

香港テイクアウェイグルメ

旅に出たら、やっぱり外で食事が基本です。でも、時間が無いときや“ながら食い”をするときには、テイクアウトがとっても便利です。大抵のお店でテイクアウトがOKなのも、香港のいいところのひとつです。
まずいものは許さない香港人。だから、香港の街にある食べ物は、屋台の肉団子ひとつでもおいしいのです。

繼L酒家のガチョウのロースト

ローストグース中環にある繼L酒家のガチョウのローストはやっぱりおいしい。手近にある食堂の店先に吊るされている鳥のローストもおいしいのだけど、ここのは、皮のパリパリ感がとってもいいのです。
店内で食事をするときには、オレンジベースのソースが出てきますが、テイクアウトしたときは、ドレッシング風のものがボトルでど〜んと付いてきました。ふんぱつして1羽頼んだので、食べ応えも満点!

〔写真右に少しだけ写っているペットボトル風の容器がドレッシング風のソース。手前はオレンジソース〕

キレイなピータン繼L酒家のピータン

繼L酒家といえば、ガチョウのローストと同じくらいピータンが有名。レストランで食事をする際にお通しとして1人に半分のピータンが出されるけど、「思い切りこのピータンを食べたい!!」と何度思ったものか。トロリとした黄身の部分と、キレイな半透明な白身がなんともいえないおいしさです。
このピータンがテイクアウトできることを知り、2004年に香港へ出かけた際に買ってきました。1個55HKドルでした。[04/9]

〔写真はテイクアウトしたピータン10個と繼Lの箱です。土つきかと思ったら、きれいな姿で感激しました〕

許留山のデザート

芒果撈[口野]亀ゼリーもマンゴープリンも、とにかくデザートなら何でも揃っている店。街のあちこちにあるのもうれしい! しかも、曜日によって2〜3品サービス品があるので、あまりの豊富なメニューを前に悩んでしまったら、とりあえずその中から選んでみるのも手です(まずハズレはありません)。
西瓜水(スイカジュース)を初めて飲んだときの、おいしい感動!! でも、2000年の夏は西瓜の出来が悪かったのか、おいしくなかったのです。残念。
そのかわり、そのときはマンゴーものがとてもおいしく、大満足でした。こってりしたマンゴージュースに、細かく切ったマンゴーがトッピング(というより、大量にのっかっている)を、太いストローでずずずっと・・・・・・シアワセです。
フルーツがいろいろのっかっている各種デザートも、テイクアウトを頼んだ時は、いくつかの容器に分けて入れてくれるのでごちゃまぜにならず、食べるときにトッピングするのも、また楽しいものです。
〈2003年12月に香港を訪れると、空港到着ロビーにも許留山ができていた。香港に着いてすぐ、マンゴージュースが飲めて大感激! 味千ラーメンがすぐお隣なので、ラーメンの香りが一杯漂っているのはご愛嬌〉

〔写真は 芒果撈[口野] を買うと、マンゴーアイス、フルーツらが別々の容器に入れられてお持ち帰り用となりました〕

油条

お粥屋さんの店先のガラスケースにある油条。お粥を食べるとき、ハズせない一品です。“揚げバン”と紹介されることが多いですが、日本のように厚ぼったくもなく、砂糖もまぶしてなく、イメージは全然違います。お粥につけて食べたり、豆乳につけて食べるのもおいしいのですよ。
揚げたてのアツアツはカリカリしていて、そのままおやつ代わりに食べるのにぴったりです。日本に無いのがとっても残念な食べ物です。

串モノいろいろ

串モノいろいろ少し前の映画で見られた“移動式屋台”が、移動ではなくたっただけの串モノ屋。尖沙咀や旺角界隈では、あちこちで見かけます。店先には、団子・シュウマイ・揚げたピーマン、ナス・イカゲソ等々、ちょっとよくわからないものも多いけど、欲しいものを指差して、串に刺してもらいましょう。海鮮類は食べたことはありませんが、団子モノはおいしいです。とくに気に入ったのは、カレー味のような黄色い皮のシュウマイです。
「4つで5元(HKドル)」などと書かれていたら、串を手に取り、好きなものを4つ刺して5元払えばOK! この方法は、地元のおじさんが実際やっているのを見て知りました。言葉はわからないけど「へ〜」と見ていたら、「こうするんだよ、わかった?」ってな具合に、おじさんが身をもって教えてくれたのです。

〔写真は 2001年8月尖沙東の店で買った串モノ他。緑のは巨大なシシトウ。冗談じゃなく辛かった。さらに、串もめちゃくちゃ辛かった・・・・。予想外の味に、目がウルウル・・・〕

ヤキソバ

10元(HKドル)で驚くほど山盛でもらえるヤキソバは、色の感じはまるで日本の“ソースヤキソバ”ですが、味は違います。値段に比較して味の良さもスゴイけど、もっと感動したのは、その売り方です。
ちょうだい、と頼むと、正方形の油紙のような白い紙の真中にヤキソバをど〜んと盛ってくれます。テンコ盛りです。そして、“串”としか見えないものを2本、そのてっ辺にぐさっと刺してくれます。2本だから箸だとわかるのですけどどう見ても串。そして、紙をとめることなく4スミを持ったまま、白いビニール袋にそのまま入れて、持ち手のところをキュキュッと結んで、ハイおしまい。
女人街の入り口あたりの店で買ったのですが、ホテルまでの道々、ついぶらぶらと振って歩いてしまいました。 このヤキソバ、冷めてしまってもおいしいので、夜食にグッドです。

バターコーン

1999年12月に行った時、初めて見たバターコーンに並ぶ香港人の列。
紙コップに入っているのは、一見なんのことのないバターコーン。こんなに列ができるなんて、きっとおいしいに違いない! と注文してみました。
1人分のコーンをボウルに入れ、バターを適量入れる。そして、さらに蜜のようなものを入れてかき混ぜる。これが味の秘訣のようで、口に入れたコーンはほのかに甘く、今までに食べたことの無い味でした。いったい何を入れるのだろうか、とっても気になるおいしいコーンです。
※ 2001年1月見られなくなってしまったんだけど、2001年8月にはまたまた復活してました。よかった〜。でも食べる機会を逃してしまって、残念!

カップモノ

テイクアウェイした数々の料理香港の食べ物やさんのほとんどは、テイクアウトがOKです。
「TAKE AWAY」と言ってメニューの中から選べば、映画などでよく見かける白い発砲スチロールの容器に入れた「お持ち帰り」の食事を用意してくれます。箸、れんげはもちろんのこと、ソースなどもちゃんと付けてくれるのがとってもうれしい。
テイクアウトのメニューは、たぶんなんでも大丈夫。「茹で青菜のオイスターソースがけ」などというものも、ちゃんと容器に入れてくれます。
時間がなくて部屋で食事をとらないといけないときでも、レストランと同じメニューが食べられて、とっても便利です。[02/09]

〔写真は 上左から時計回りに ローストグースご飯、内臓のスープ、茹で青菜のオイスターソースがけ、魚団子スープ、麺。安い上においしいのです〕

スーパーのホカホカ点心・百佳超級市場

百佳超級市場の魚肉焼買串セブンイレブンで売っているシュウマイなどの点心モノは、買ったその場で電子レンジで温めて食べられる−というのは、香港旅行ガイドやテレビで有名になりましたが、百佳超級市場ではそのまますぐ食べられるホカホカの点心がいろいろ売られていました。雰囲気としては串モノ屋にあるようなもの(例えば加[口里]味薯片・3.00HKドル)から、ごはんものまで夜食用にお持ち帰りがぴったりなお手軽メニューです。[03/12]

〔写真は 魚肉焼買串(半分にしたものですが)。12.1HKドル とある日の夜食となりました〕