香港なんて狭いし、観光地は全然ないからつまらない。1回行ったらもう十分・・・と思っている方。
観光都市香港は、見るべき場所はいっぱいあります。もちろん、みぃはぁじゃなくて普通の観光地です。
往年の名画「慕情」で一躍有名となったビクトリアピークは、昼間もいいけど夜も素敵です。ピークタワーからの眺望はもちろん、タワーより右側、低い位置の昔からある展望台から眺めると、旧きよき時代に浸ることができそうです。
●ピークへ行く方法
バスやタクシーもありますが、いつも利用してしまうのはピークトラムです。ピークから下るときは、Gが首にかかるのを嫌がおうにも感じてしまいます。
●ピークでレストランを利用
食事やお茶でちょっと一休みしたいときは旧ピークカフェがいいですね。 経営が変わってしまってから、メニュー内容が私好みではなくなってしまったのですが、やはり一度は利用してみたいところです。
タイガーバーム・ガーデンが観光コースから消えてしまった今、キッチュなオブジェを堪能できる場所はココしかありません。
目の前は真っ青なビーチ。そして、振り向けば・・・カエルやら魚やら、なんともつかない神様らのオブジェが、極彩色をまとって立っています。記念写真スポットは、コレでもかというほどあります。
さらに道の向うには、ハイティーが楽しめるザ・ベランダなどが入っている影湾園が、風水に従った妙な姿を披露してくれているのです。
中環の長い長いエスカレーターは800mあるといいます。6:00〜10:00までは下り、10:00〜23:00までは上りに変わります。面白がって延々と上っていくと、下り道をひざをがくがくさせて歩くことになるってことを忘れずに楽しんでください。
香港島の街並みをのんびりと眺めたいときには、トラムに乗るのが一番。ただし、乗る時間に要注意。平日の12:00過ぎから14:00くらいまでは、トラムに乗って食事に行く人が多いらしくて、どれも超満員で「のんびり眺める」ことができないどころか、目的地によっては降りるのも難しくなります。
九龍半島と香港島を結んでいる、一番安い乗り物がスターフェリー。のんびりと進むスターフェリーは観光客にとって、ただの交通機関ではなく、香港観光に欠かせない乗り物。
そのスターフェリーがビクトリア湾を周遊するコース天星維港遊(Star Ferry's
Harbour Tour)は、時間があったらぜひおすすめしたいプラン。
尖沙咀碼頭〜中環碼頭〜湾仔〜ホンハム〜尖沙咀碼頭を60分でぐるりとまわるというもの。途中で乗降できる半日チケットなどもあるようだけど、「日間単程環道票」で乗船しました。
一般に就航しているフェリーよりも、ずっとクラシックな内装はレトロな船旅気分が味わえ、船内には軽食を扱う売店や、スターフェリーのミニチュアなどの販売も。
のんびりゆったり、ホンハムの向こうまで行く船の中から見る香港島や九龍半島は、いつもの香港と違った印象が楽しめます。
◇日間単程環道票 32HKドル[2004年9月]
九龍半島から香港島の夜景を眺めるベストスポットは、地元の恋人たちが語らう場所。夜景の美しい夜、女2人で恋人たちの後ろで大騒ぎすると、たいそう嫌がられることでしょう。
また、ここでは釣りをしている人をたくさん見かけます。結構釣れているようなので、太公望の方はチャレンジを!
地下鉄尖沙咀駅に隣接して公園があることを、知らない観光客は多いでしょう。都会の雑踏に疲れてしまったら、九龍公園へどうぞ。池にはアヒルやフラミンゴが遊び、また大きな鳥かごの中に入っている、珍しい鳥を眺めることもできます。屋内外プールもあります。
とてもにぎやかな彌敦道がこのすぐ向うにあるなんて、とても考えられないような空間です。
ごちゃごちゃの香港というと真っ先に紹介されている街角の女人街。油麻地と旺角の間、通菜街が通称女人街と呼ばれている通り。香港映画でもよく登場する露店街なので、一度は歩いてみたい場所です。
夕方からぎっしりと隙間がないほど並ぶ露店は、女性用の衣料品や雑貨、アクセサリーなどのほかにも、時計やVCDなどいろいろ。必ずしも女性用のものばかりが並ぶわけではありません。へんな日本語の書かれたTシャツなどを眺めていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
とにかくにぎやかでうるさい場所なので、万全の体調で臨みましょう。くれぐれも、海賊版のものには手を出さないように。